キッチンのショールーム、7社まわりました。候補に挙げた会社、全部です。
で、どこに決めたのか。……決まってません。3社まで絞って、そこから頭がぐるぐるしています。
今日はその「7社→3社」の絞り込みに、我が家が実際に使った判断軸の話です。まだ結論が出ていない途中経過ですが、迷っている真っ最中にしか書けないこともある気がするので、正直に書きます。
キッチンって、何で比べればいいのか分からなくないですか。カタログはどの会社も魅力的で、機能の名前は各社バラバラ。僕もそうでした。分からないから、全部見に行くことにしたんです。
今思えば、だいぶ力技です。でも、これはやってよかった。
まず白状します。順位の元は「記憶」ではなく「メモ」です
前回、真剣に見学したのに記憶が2つしか残らなかった話を書きました。
あの反省があったので、見学の途中からは、その場でメモを取るようにしました。だから今回の順位づけは、あやふやな記憶ではなく、見学メモが元になっています。7社の総当たりは、正直しんどかったです。でも「なんとなく良さそう」ではなく、触って比べた記録で順位を付けられるようになったのは、全部回ったおかげでした。
我が家の物差しは、結局5つだった
7社見ていくうちに、見るポイントが固まってきました。
- 掃除のしやすさ(我が家の最重要軸)
- デザイン
- 機能性
- どの食洗機が入るか
- 我が家の食洗機の使い方と合うか
共働きで、毎日使って、家の中で一番汚れがたまる場所。だから「きれいを保つのがラクか」を一番上に置きました。ここは家庭によって順番が変わるところだと思います。うちはこうだった、というだけの話です。
5つ目だけ補足します。我が家は食洗機を「1日1回だけ、予洗いなしで回したい」んです。この使い方を基準にすると、同じ食洗機でも見え方が変わってきます。これが後で効いてきます。
1位:一目惚れはしていない。でも減点が見つからないA社
現時点の1位は、大手メーカーのA社です。
先に白状すると、デザインに一目惚れしたわけではありません。「普通にかわいいし、かっこいい」と思える、不満のないライン。感動は、ない。
じゃあなぜ1位か。シンクからコンロまわりまで、「掃除のしやすさ」で一貫していたからです。シンクは汚れが落ちやすいことが売りのもので、ショールームで実演も見ました(細部の記憶はもう怪しいですが、素直に感心したことは確かです)。コンロは操作パネルをしまい込めて、フラットに拭ける作り。我が家の最重要軸に、真正面から刺さりました。
見学メモを冷静にたどっても、減点が見つからない。感動で選ぶのではなく、納得の積み上げで残っている1位です。
……それはそれで、「ときめかないまま、こんなに大きな買い物をしていいのか」という別の不安が湧いてくるんですけどね。
2位:見た目の引力だけで残っているB社
2位のB社は、正直に言うとほぼ見た目です。
ショールームで見た瞬間、僕たちにとっては、キッチンが空間の主役になる——そう思わせる引力がありました。あの感じは、7社の中で別格でした。毎日必ず目に入る場所ですから、この感情を「機能じゃないから」と切り捨てるのは、わが家では違う気がしています。
ただ、機能面。特にコンロまわりの自由度が、我が家の希望と合いませんでした。デザインがあれだけ強いのに1位に届かないのは、ここが理由です。
食洗機は海外製が入るのが特徴で、これは加点。……のはずなんですが、「1日1回・予洗いなし」という我が家の使い方と本当に合うかは、まだ確認しきれていません。入る=無条件でプラス、とは言い切れないのが今の正直なところです。
3位:天板の触り心地が忘れられないC社
3位のC社は、一点突破です。天板の触り心地。
これだけは7社まわって一番、いまだに手が覚えています。逆に言うと、デザインの印象は薄く、機能の説明は——前回書いたとおり、ほぼ記憶に残っていません。ただ、比較してみて分かったんですが、「印象に残らなかった」というのも立派な判断材料でした。強く推せる理由が触り心地しか出てこない、それ自体が今の評価です。
あとは、やっぱり食洗機です。選べる機種の乾燥の仕組みが、「1日1回で、洗い上がりをしばらく庫内に置く」我が家の使い方と相性がいいのか。そこが引っかかっています。これは製品の良し悪しの話ではなく、あくまで我が家の使い方との相性の話です。
気づいたら、食洗機が主役になっていた
キッチン本体を選んでいたはずなのに、終盤の悩みは、ほぼ食洗機になっていました。
「どの食洗機が入るか」はカタログで分かります。でも「うちの回し方で困らないか」は、自分の生活を先に言語化しないと判断できない。7社見て一番の収穫は、順位そのものより、「我が家はこう使う」を先に決めてから比べると、迷いが半分になると体感できたことかもしれません。
※その食洗機を結局どう決めたのかは、この記事に全部書きました→「フロントオープン食洗機、我が家が使い方から選んだ理由」
順位はつけました。でも、答え合わせは住んでから
現時点の順位は、1位A社・2位B社・3位C社。
ただし、これは「採用前の仮の順位」です。住んでもいないのに「これが正解でした」とは言えません。掃除のしやすさも、食洗機の相性も、暮らし始めてから答え合わせします。
いまキッチンで迷っている方がいたら、うちの順位より「自分の家の物差しを5つ決めてから回る」ほうを持って帰ってください。物差しの中身と順番は、ご家庭ごとに違っていいはずです。
——3社のどれにしたのか、なぜそうしたのかは、決まったらまた書きます。そのときは「迷っていた頃の僕」を、この記事ごと答え合わせしてやってください。
※この記事は「採用前の記録」です。実際に採用してどうだったかは、入居後に答え合わせして追記・続編でお伝えします。
(この記事は個人の見学体験と検討中の感想に基づくものです。特定メーカー・製品の優劣を述べるものではありません。)

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